Ben Folds Live

いってまいりましたベン・フォールズ東京厚生年金会館
会場の雰囲気は、年齢層が高めで、そして、フォーリナー率が高い。
開演予定時間からちょっと遅れて登場。
3ピースのバンド形態だったのだけれど、主役は他の2人と比べてひときわちっちゃくて華奢。
そしていよいよ開始、2ndの1曲目“Bastard”で始まり、会場のヴォルテージは、いっきに上昇!でなくてそんな高くない。プチ上昇。
やっぱ、大人が多いからかな?あと、ライヴとか慣れてない人が結構いた気もする。聴き入ってるのかもしれないけど、ぼーっとただ見てるにも見えなくもなかった。ライブじゃなくてコンサートって感じかも。
前半はソロの2nd中心に1st、EP3部作からバランスよく選ばれたセットリスト。ミドルテンポの曲が多い。アッパーな感じだったのは、EPからの曲。中でも、キュアーのカバー“In Between Days”はよかった。演奏はベン・フォールズは言うまでもなく、リズム隊の2人の演奏もすっごくうまい。3ピースっつー最小限の構成なのに、全然音に薄っぺらさがない。さすがです。
中盤でジャムセッションっぽい感じで始まった曲があったんだけど、どうやら下ネタな歌詞っぽくて、周りの外人さんたち爆笑してたけど、断片的にしか理解できなかった。ステージ上ではとても下品な単語が飛び交ってました。とてもここではいえません。
で、他の2人がそでに引込んで、しばらくしっとりとベンの弾語り。ここで気づいたのが、うお、べん歌うめー。あらためておもい知らされました。
そしてリズム隊が戻ってきて、ここで、ベンが突然、観客にコーラスの指導をし始め、みんなで歌の練習。ひとしきり練習も終わったところで、〜Five時代の名曲“Army”が始まり、コーラス部分をみんなに歌わせてた。これがなかなか面白くてよかった。見事な演出。これ以降からBen Folds Five時代の曲もちらほら。
いよいよ宴も終盤。ここら辺から、アッパーな曲が増えてくる。そしてハイライトが本編最後の〜Five時代の超名曲“Philosophy”。イントロが流れた瞬間、不覚にも泣きそうになりました。うはっ。もう、最高です。1番好き。
そしてアンコール。最後に“One Angry Dwarf And 200 Solemn Faces”。これでもかってほどアッパーな曲。ナイスチョイス。グッジョブ。そして、最後に椅子をピアノめがけて思いっきり投げつける。がっしゃんばりばり。椅子大破。やってくれます。楽しく終われました。
あっという間に終了しちゃったけど、充実した時間だった。外タレはR.E.M.の武道館以来だったけど、ホント久しぶり楽しめました。最高です。演奏もさることながら、ライブの演出、構成も上手だね。また来日したら、是非、行きたいです。つーか、いきます。

Ben Folds Live (Clean)

Ben Folds Live (Clean)